皆さんは感情という言葉に対してどんなイメージを持っていますか?
感情的、感情を抑える・・・
という言い方をすることもあり、客観性と反対のイメージ持つ方も多いかもしれません。
しかし、生まれた時にみんな必ず「悲しみ・恐れ・怒り・喜び」の4つの感情を持っているのには訳があるのです。ひとつずつ見てみましょう。
悲しみ
過去にとって大切な感情です。
私たちは悲しむことで過去を整理し、さよならすることができます。
大切な人との別れやかわいがっていたペットとの別れ、大切にしていたものを無くす…そのようなとき、悲しみ涙を流すことによってつらい過去を乗り越え、再び前向きに生きていくことができるようになります。
悲しみを使えないと、いつまでも過去にこだわり続け、後悔し、前に進むことができなくなってしまいます。
怒り
「今ここ」で自分を守るために必要な感情です。
怒りを使うと人間関係が壊れ、状況が悪くなると思っていませんか?
怒りは本当は自分を守るためにあるのです。理不尽なことを言われたりふざけて押されて怪我をしそうになったり不当な要求をされた時などなど…怒りを使い「NO」と言えることで自分を守ることができます。
悲しんでも怖がっても問題がなくなることはなく、つらい状況が続きなかなかいい方向には向かえないでしょう。
「私は怒っている」と受け入れるだけでいいのです。怒りを人にぶつけ攻撃しなければ、仲たがいすることも場の空気が悪くなることもありません。
怖い(恐れ)
未来にとって大切な感情です。
怖いと思うから私たちは戸締りや火の元の確認をし、病気が悪くならないよう治療し、安全のために備えをすることができるのです。
「怖い」を使えない人は、危険をかえりみず危ない目にあったり、病気が悪化してもほったらかしたり、命に関わるようなことになることもあるのです。
喜び
人が人として幸せを感じて生きていくために大切な感情です。
悲しみ・怒り・恐れの3つを使えても、自分を喜ばすことができなければ、人生を幸せに過ごしているとはいえないでしょう。
この感情を使うことで感じる幸せは、豊かな人生にとって必要不可欠です。
本物の感情と偽物の感情
4つの感情にはそれぞれ役割があり、良い・悪いはありません。
子どもが大きくなる中で大人は良かれと思って
「男の子が怖がるのはおかしい」
「女の子が怒るのは見苦しい」
「いつもニコニコしていなさい」
などということがあり、子どもは親に認めてもらうために自分の感じたものと違う感情を使うようになることがあります。
これを「偽物の感情(ラケット感情)」と呼んでいます。
幼いころはそうすることで大人からうけいれてもらえるので、効果的な感情の使い方だったかもしれませんが、偽物の感情は使っても消えないのでまちがったまま使い続けるといつまでも気持ちがスッキリしないのです。
いつまでも消えない怒りや後悔、不安を感じているのであれば、それは間違った感じ方のくせがあるかもしれないと思うのもいいかもしれません。
感情はその人の考え方や行動すべてのベースになるものです。
この使い方が間違っていると、ボタンの掛け違いのようにいつまでたっても悩みが尽きない…ということになってしまうかもしれません。
あなたの中の「感情」をゆっくり見直してみませんか?
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