池田式心理セラピー



池田式セラピーでは、結果が出せなければそのセラピーは失敗だと考えます。
私は何千回もセラピーをしてたくさん失敗してきました。
しかし失敗を失敗で終わらせなかったことで46年間やってきました。


効果があると思ったことは何でも取り入れ、検証し、クライアントと協力しながら…
今、メソッドの完成までの最終段階に来たと思っています。


この池田式は私がしてきた失敗をなるだけ受講者の皆さんがすることがないように、
私の体験とスキル・理論はほぼ全部お伝えしていきます。
このセラピーを自分のものにした人は自分も楽になり、他者・社会に貢献できるものと信じています。 

                                     池田登

カリキュラム

1傾聴 資料「積極的傾聴法」


傾聴はいろんなセミナーで必ずといっていいほどカリキュラムに入っています。
カウンセリングやコミュニケーションにとってそれだけ大切なものだということです。
クライアントは自分では気づかないうちに色んなメッセージを私たちに投げかけています。
ここでの傾聴はまず、それらを読み取るスキルと心がまえを身につけて行きます。

2契約 資料「契約」


ここでいう契約はクライアントが自らとする(私:私)約束のことでセラピーするうえでとても重要なものです。
多くのクライアントはセラピストが問題を解決してくれるものと思い込んで相談に来ます。
まず、自分が自分を助けるというクライアント自身の決断(契約)が必要になります。
そのうえで、今までの経験から人(セラピストも含め)を信じられなくなっているクライアントが、お互いを信じあって協力していくという契約も必要になります。
ここでは信じてもらうための能力とスキルを身につけましょう。

3防衛反応と自我状態 資料「基本的立場」「自我状態」

自分の状態に気づき、良い方向に変化していく時に「赤と青」の概念はシンプルですぐ使うことができます。無意識のうちに自分を守ろうとして繰り返す防衛反応とともに、ここで自分の中をしっかりと振返り分析することで問題解決に向かうことができるようになります。

4禁止令(トラウマ) 資料「禁止令」


この段階で禁止令(トラウマ)はセラピストが理解していればよく、クライアントに伝える必要はありません。禁止令は傾聴の段階である程度見つけることができます。
傾聴と禁止令の分析のスキルが身につけば、あなたのクライアントを理解する能力は数段アップするはずです。

5臨床① 資料「禁止令の見える化」


ここから4回は実際の臨床の進め方を学びます。まず、禁止令を「見える化」する方法です。
禁止令を「見える化」する方法はいろいろあります。
今まで対面で行っていた方法をオンラインで行うことができるように改定しました。
実年齢の自分とトラウマを抱えて苦しんでいる自分をきれいに分けることが第一歩になります。そのうえで何の禁止令がクライアントを制限しているのか、見つけていきます。

6臨床②


池田式の特徴は禁止令を見える化し、その禁止令を持った自分が思い込みの中で苦しんでいることを知ってもらうことです。
今40歳であれば40歳の自分が悩んでいると思いがちですが、自分の中にいるトラウマを抱えた子ども(インナーチャイルド)がいることが分かるとクライアントの意識が変わります。
「この子を助けられるのは世の中に一人しかいません、それは誰ですか?」
自分を助けることができるのは自分だけだと気づいたとき、問題は半分以上解決したようなものです。

7臨床➂


「この子を助けられるのは‘私‘です」と言えた時点でセカンドペアレンツの原形が自分の中に出来上がります。そしてセカンドペアレンツを意識することでペアレントは無限に成長していきます。このセカンドペアレンツを作りながらセラピーを進めていきます。

8臨床④


「この子を助けられるのは私です」と言っても、今まで厳しいことを言われ続け守ってもらえなかったインナーチャイルドはなかなか信用してくれません。
そこで「再決断」をすることでネガティブな感情を持った過去をポジティブな感情に上書きをし、インナーチャイルドに安心と安全を感じてもらえるようにします。
インナーチャイルドが納得してくれることがとても重要でセラピーの一つの山になる部分です。その進め方、手法を学んでいただきます。



このようなセミナーはまず理論から学ぶことが多いかもしれませんが、一刻も早くクライアントに楽になってもらうことを最優先に考えて臨床優先のカリキュラムを組みました。
早く楽になれるように関わることでクライアントとの信頼関係もさらにできてきます。
その後に理論を説明する方がみなさん納得いくようです。




9セルフリペアレンティング(自己再養育)とセカンドペアレンツ 

資料セルフリペアレンティング セカンドペアレンツ


リペアレンティングする時、最も重要なことは安心と安全です。
安心と安全を感じることができる状況でリペアレンティングを進めることでインナーチャイルドを自身で再養育していくことができます。
クライアントがリペアレンティングを身につけることができれば、あとは自己セラピーができるのです。そのために必要なのがセカンドペアレンツ(頭の中の第2の親)です。

私たちは生まれて育って行く過程で大人たち(親・先生・家族)などから文化・価値観・コミュニケーションの取り方、アイデンティティ・・・などなどたくさんのことを受け取りながら成長します。その受け取ったもの(交流分析のペアレント)を基準にして私たちは感じたり考えたり判断したりしますが、必ずしも客観的で効果的なものばかりではありません。
自分で作っていくセカンドペアレンツは「頭の中の第2の理想の親」なのです。

理論 脳科学と心理学
脳科学と心理学を融合した池田式セラピーは他に類を見ないものです。
これは何度もお話ししたようにクライアントが一刻でも早く楽な状態になってもらうことを最優先に考えたセラピーです。
池田式セラピーでは「今ここ」を重視しながら臨床を進めています。
早く楽になるのと同時に、リペアレンティングをすることで元に戻りにくくなり、セカンドペアレンツを成長させることで自分自身がカウンセラーとなれる画期的な手法です。

近年MRIで脳内の血流を見ることが可能となり、脳の各部位がどのような働きをしているか明確になってきました。
交流分析で言われるA(アダルト)と脳の29%を占めている前頭葉の働きがほぼ同じであることも解明され、臨床のスピードアップとともに大きな成果も現れています。
(脳科学・心理学・哲学と臨床については別紙にてお話しします。)


10快・不快と脳の動き 資料「快・不快と脳の流れ」


再決断することでインナーチャイルドが安全を感じ、自分で自分を守り育て、変えていけると納得すると、セカンドペアレンツが大きく成長しパワーを持ち、セルフリペアレンティングが効果的に進むようになります。
これは、過去を変えたい・人を変えたい・・・それができると思い込んでいた自分とさよならするということなのです。
この一連の流れを脳の流れに重ねてみていきます。

11前頭葉を使えるようになった人の変化


インナーチャイルドがセカンドぺアレンツを信じ、受け入れると前頭葉が脳の取締役(司令塔)として動き出します。この状態になると脳が安心と安全を感じ各部位がそれぞれの役割をスムーズに果たすように動き出します。
自律神経と関わりの深い脳幹の働きも改善し、体調がよくなり不定愁訴が減ってくる、などの変化について見ていきましょう。

12心理と脳の融合 


脳の各部位、特に海馬(記憶)・扁桃体(感情)・前頭葉・脳幹などの動きには心理的なアプローチをします。ここがうまくいくと数秒で脳の回路がつながり働きが変わるのでクライアント自身が自分の中の何かが変わったことに気づくはずです。
心理と脳科学の融合がうまくいくと、信じられない変化が起きることがありますがすべて科学的に説明でき、成功する割合も高いものです。
この手法をぜひ身につけて下さい。

13哲学・今ここ


私は常に今ここを生きています、そういえたらどんなに素晴らしいことでしょう。
「今ここ」には時間とともに目の前の「事実」が入っています。
前頭葉とアダルトは「今ここ」の事実をもとに動いていますがここに思い込みや偏見が入って来ると「今ここ」の事実がゆがめられ台無しになってしまい、不快を感じながら時間を過ごすことになってしまいます。
思い込みや偏見にゆがめられていない、今までとは違って見える世界を体験してください。

14HQ 前頭葉の持つ8つの知能 資料 「勝者・敗者」 「前頭葉の8つの知能」


幸せな人や社会的に成功している人、自己実現している人は目的を持ち自由で未来志向です。それは脳の取締役である前頭葉に科学的・客観的・人間性を豊かにする8つの知能が備わっていて、常に情報収集し成長しているからです。
この前頭葉の力を使い、あなたのセカンドペアレンツをさらに成長させましょう。


15ストローク 資料「ストローク」


心の栄養ともいわれる「ストローク」。子どもはもちろん大人にも必要な大切なものです。
承認・称賛・共感・・・私たちはそれを人に求めてしまいがちですが、自分の中に作り上げたセカンドペアレンツから得ることができ、これができればいつでも必要な時に必要なだけ求めることができます。成長したセカンドペアレンツから十分なストロークが得られれば、
人はどれだけの力を発揮できるか、可能性は無限大です。

16本物のストレスと偽物のストレス 資料「ストレス分類」


ストレス社会と言われる現代、すべてのストレスを避けて生活することは難しいと言えます。
しかし、自分の頭の中だけでストレスを減らすことが可能だとしたら、やってみたいと思いませんか?自分の頭の中で作り出し、私たちを苦しめる偽物のストレスについて学び、ストレスを減らす方法を身につけましょう。

17本物の感情と偽物の感情 資料「感情」


今自分が感じている感情をまさか偽物だと思う人はあまりいないでしょう。
しかし、いつもイライラしたり心配性だったり悔やんでばかり…など同じ感情をずっと引きずってしまう人は偽物の感情を使っていることがほとんどなのです。私たちがなぜ偽物の感情を身につけ使い続けてしまうのか、感情の役割とともに学んでみましょう。

18ポジティブ育児法

 資料「ポジティブ育児法」
私は重要である・私は愛される価値がある・私は生きる価値がある・私は成功していい・私は私であっていい・私は幸せであっていい・・・このアイデンティティを受け入れて生きていければどれだけ生きやすいでしょうか。子どもたちにこのアイデンティティを根付かせる育児法「ポジティブ育児法」 について学びます。

19スポーツセラピー 資料「スポーツセラピー」


前頭葉を使うと運動能力が3割アップすると言われています。前頭葉がどのような仕組みで運動能力を引き出していくのか?ゾーンに至る脳の働きは?多方面から脳(前頭葉)とスポーツのつながりを解明します。

20学力向上・モチベーションアップ 資料「モチベーションをあげるには」
やる気を引き出したい、能力を発揮したい・・・学習・仕事・・・様々な場面でどうすればモチベーションがアップするか、持てる力を十分に発揮できるかが問われています。
周りからの刺激に「やりたい!」と反応するか、「やらされている」と反応するか
「?」に何があれば、人は積極的に、自発的に物事に取り組みだすのかその答えがここにあります。

料金

全20回 330,000円(税込み)