30代・女性 レビュー

隆浩井 | 2023年11月01日


          
            30代・女性 レビュー

私って何だろう?

私は年を重ねるごとに1年があっという間に感じるようになった。

平凡な毎日。

ただその平凡な毎日を過ごすことができるのは一体誰のおかげなのだろうか?

自分?パートナー?家族?友達?ペット?

人によって答えはいくらでもある。ただ、「誰のおかげで今の自分があるか」を突き詰めていくと、きっとこう思うのかもしれない。

ああ、今の自分があるのはあの人のおかげだと。どれだけ感謝しても足りないぐらいだ。

今になって堂々と言いたい。

 

「私を産んでくれたおかあさん。たくさんの愛をありがとう」と。

 

なぜならば、気が付かない間に私はたくさんの愛を受け取っていたのだ。

 

私が生まれる前。

おなかの中でずっと私の成長を見守ってくれていたね。

私がおなかの中で成長するたびに、おなかを撫で、声をかけてくれたね。

 

そして命がけの出産をし、生まれて1歳になるまで。

おなかがすいたとき。

眠たいとき。

おむつが濡れたとき。

私の泣き声に気が付くと、私の元へいつも来てくれたね。

言葉で表現できない私の欲求をわかろうとしてくれたね。

そして病気になったときにはずっと看病をしてくれたよね。

毎日の中でも些細な成長にも気が付き、喜んでくれたね。

何かある度に私のことで悩み、色々な人からの助言をもらい、試行錯誤の日々。

これはたくさんの愛がないとできないことだ。

 

おとうさん。おかあさん。おにいちゃん。おねえちゃん。

おじいちゃん。おばあちゃん。おじさん。おばさん。

家族のおともだち。近所の人たち。保育園等の先生。まわりの大人たち。

いろんな人が私を見るたび笑顔になってくれて、抱っこしてくれて。

 

たくさんの愛情をうけていたのは、私だけじゃない。

どんな人間も周りからのたくさんの愛情を受けていないと1歳にはなれない。

 

だから今私が生きているのはあなたをはじめ、いろいろの人のおかげだということに気付く。そして私はこう思う。

あぁ、私は生まれる前からたくさんの愛を受けていた、たくさんの奇跡が重なって今の私がある。

そう、私という存在自体が愛の塊なのだと。

 

 

あなたはどんな人生を歩みたいですか?

私もそれなりの経験は重ねてきたと思う。

子どもの頃は習い事もしながらも、友達と遊ぶ日々。楽しいこともいっぱい経験した。

もちろん悲しいこともつらいことも経験した。

学生時代は妬みからの嫌がらせやいじめ。挫折。怪我。失恋。病気。

あんなことがなければもっと良い人生が送れたのに。

この出来事は私の人生の汚点だ等と思うこともあるかもしれない。これらをすべてマイナスと捉える人もいるだろう。果たして、すべてがマイナスな出来事なのだろうか?

たとえ辛い過去も立ち止まって、改めて考えると、多くの気付きがある。その気付きの機会をいただいたと思えば、これも素晴らしい人生経験のひとつではないだろうか。

 

嫌がらせやいじめを受けたから、人の些細な感情の変化に気付くことができる。

挫折、怪我、失恋や病気も経験をしたからこそ、人の気持ちや心の痛みがわかることができる。

人の気持ちを共感できる体験のある人は、相手を思いやり、その相手との信頼関係を構築しやすい。

 

長所と短所はとなり合わせとあるが、まさしくそうだと思う。ひとつひとつの出来事も捉え方ひとつで人生はより豊かになるものだと私は思う。

 

幸せと思える人生。辛い、苦しいと思う人生。

すべては自分自身の思い描いたものが現実になっている。

 

一度きりの人生。

誰も真似することはできない。

誰かが私を判断するわけでもない。

すべては自分自身が決めてきた道。

 

改めて、あなたはどんな人生を歩みたいですか?

 

 

 

八木博さんとの出会い

現在株式会社日本ShareCareの相談役になっている八木博さん。

八木さんとの出会いからすべては始まる。

私は八木さんと出会い、色々な刺激を受けている。

私は八木さんのようなフットワークの軽さ、頭の回転の速さにはいつも驚かされる。

八木さんはすごい方なのに全然威張らない。

私の父と同世代なのにすごくエネルギッシュな人だ。

そして、笑顔が素敵だ。

私は、

「八木さんは笑顔が素敵ですね。」

と言ったことがある。そうしたら、八木さんはこう言った。

「みんなに言われる。でも、そうなったのは池田登さんという人に出会ったからだよ。」

と。だから私は池田登さんってどんな人なのか興味を持つようになった。

私は池田登さんの名前を知ってから、お会いするまでにそんなに時間はかからなかった。

そして、私は池田メソッドを学びたいと思ったが、実際に学びだすには様々な問題があった。そのため、学ぶこともあきらめていた。

しかし、八木さんのおかげでその問題が解決し、池田メソッドを学ぶことができる環境が整った。

八木さんが私と池田先生を引き合わせてくださった、このご縁に改めて感謝いたします。

 

 

池田先生と出会うまで

あなたは人生の中で一番辛いと思う経験はなんですか?

 

もし私がその質問をされた場合にはこう答えると思う。

 

「私は大切な人を失ったことがある」と。

 

彼女は周りからも完璧と思われるぐらい、素晴らしい人間だった。

美人で、幸せな家庭を築き、いつも誰にでも優しい。常に相手のことを敬い、相手をたてる。彼女は、前に出すぎず、奥で一歩下がって全体へ配慮することができる、そんな古風な女性だ。そして、いつも彼女は輝いているように私は見えた。

私は彼女と一緒にいるうちに、いつの日か彼女のような女性になりたいと思うようになった。私にとって彼女は自慢の人だった。ただ、彼女は大きく変わってしまった。

鬱になり、寝込む日々。いつの間にか彼女の表情も暗いものになった。

ある時彼女は私に、どこか諦めたような無理に笑いながらも、

「もう生きているのが辛い。死にたい。」

と言った。私は昔からの自慢の彼女が、苦しそうな、辛そうな顔をして言ったその言葉を受け止めることができなかった。

彼女の昔とは違う表情でそんな言葉を聞き、私は動揺を隠せなかった。そのあと、私は彼女になんと言ったかははっきりと覚えていない。きっと、私は彼女に

「何を言っているの?そんな弱気にならないで。」

とでもあっけらかんと言ったのだろう。

私は彼女のすがるような気持ちの「生きたい」というメッセージに気付くことができなかった。

 

しばらくして、彼女は自ら命を絶った。私は大切な人をなくした。

 

彼女が生きていくことがつらいと話をしてくれた時、きっと彼女は一大決心をし、私に自分の辛い胸の内を話してくれていたのに。

 

あの時、私がどんな言葉を彼女にかけていれば今でも生きていてくれたのだろうか。

あの時もっと真剣に彼女の話を聞いていれば。

あの時もっと彼女と過ごしていれば。

私が彼女にしてあげられたこと、他にもあっただろう。

 

私がどんなに彼女に会いたいと願っても、彼女は写真や動画でしか今は会えない。

私は年を重ねているのに、写真や動画の彼女はあの時のままだ。

私は今でも彼女に話したい事、相談したい事、笑いあいたい事もたくさんある。

彼女が自ら命を絶ったことをしり、私はどれだけ後悔した事か。

でも過去は変えられない。

 

だからこそ、池田先生の話を聞いたときに私は衝撃を受けた。

「鬱はやめるものです」

もし、彼女が自らの命を絶つ前に池田先生に出会えていたら、今でも彼女は生きているだろうか。

もし彼女が生きているのであれば、今でもたまには私と一緒に食事をしたり、旅行に行ったり、彼女と笑いあっていれたのだろうか?

これ以上私の周りで大切な人をなくしたくない。

彼女と同じように鬱で苦しいと思っている人の「生きたい」に私は気付きたい。

私が池田メソッドを学び、実践すれば一人でも多くの命を救うことができるのかもしれない、そう思った。

 

 

池田メソッドを受講して

私は池田メソッドを学びだしたきっかけは「誰かの生きたい」と言う気持ちに気付いて、解決したいと思ったことがきっかけだ。しかし、実際に池田先生の池田メソッドを学びだし、一番驚いた事は「鬱をやめる」ただそれだけではないということだ。

 

池田メソッドを自分の中で理解し、活用をするようになり、今では毎日が修行だ。だって目の前には人がいるのだから。

あの人は誰もがいい人と言うが、その人の魅力はなんだろう。あの人はみんなからいい話を聞かないが、なぜだろう。そんなことを考えることもある。それだけではない。

私が声を掛けたら相手はどんな反応をした?どんな言葉を返した?等とその時の様子振り返り、試行錯誤する毎日。

でも毎日の中にも小さな変化がある。その変化は小さいものかもしれないが、その積み重ねが大きな変化につながっていっている。

 

人に話せなかった夫婦関係。私は夫との離婚も頭の中でよぎることもあったが、今では良好な関係を気付いている。それだけではない。家族や職場でも良い方向に向かっている。

 

一番の変化としては、池田メソッドを学び、私の思考が変わったことだ。

そのことにより言動や行動までも変わった。

そうしたら周囲も変わっていた。

私が不快と思っていた環境が、いつの間にか、心地よいと思える環境になっていたのだ。

 

ただ、池田メソッドを学ぶだけでは意味がない。学んだ上で、人を観察し、その人の環境や状況を把握する。そして、適切な時期を見極めて、相手に伝えていくことを継続して行う。

要するに、学んだことをどう自分に落とし込んで、行動するかで様々な変化があらわれる。

 

例えば、企業の人材不足解消と業績の向上。

スポーツの上位入賞や学業の向上。

イップスやトラウマの克服。

原因不明の病気の回復等様々な分野で応用することができる。

 

だからこそ、池田メソッドを活用することで、未来だって変えられる。今は本気でそう思っている。

 

 

何かで苦しんでいるあなたへ

はじめに伝えます。

私はあなたの苦しみを100%理解することは難しいです。

わかりたいのにわかってあげられることができず、私自身もどかしくなることもあります。

だって、あなたの苦しみや悲しみをわかるのは、あなただけだから。

ただ、私はあなたにとってより良い方向に進むお手伝いができると思います。だからあなた自身が「変わりたい」そう思った時には一緒に前に進みましょう。

たとえそれが、小さな一歩だったとしても、前に進んだことに変わりありません。

一緒にできたことに喜び合いましょう。

きっとそれを継続していけば、小さな一歩がいつの間にか富士山までたどり着いているかもしれませんね。

 

 

これから池田メソッドを学ぶ方へ

池田メソッドを知るだけで、人生が楽になる。より生きやすくなる。

池田メソッドを活用する時は、きっと始めは本当に私ができるかな?と思うかもしれない。

学んだから、きっとこうすればいいだろう等、予測はするものの、実際に行動するのは難しい。

だからこそ、行動した時には自分自身をほめてあげてほしい。

だって、あなたの一歩が未来を変えるのだから。

時にはあなた自身が失敗してしまったと思うこともあるだろう。

失敗したなと思った時には行動した証拠なのだとまずは自分自身をほめてあげてほしい。

そこからどのように行動をするかで、道が広がるのだから。

 

物怖じせず、実践を繰り返していけば、経験をもとにより、より速いスピードで解決へ導くことができるのだから。

悩んだ時には私に連絡してください。

あなたは一人ではありません。

一緒に学んだあなたは、私と仲間なのだから。

 

 

 

 

 

最後に

「池田先生に出会えて、私の人生が大きく変わりました」

 

そういう人はとても多い。なぜならば、池田先生はたくさんの人を救ったからだ。

私も池田メソッドを学び、人生の大きな変化を感じている人のひとりだ。

ただもし願いが叶うなら、私は過去に戻り、もっと早く先生に出会っていたかった。そうすれば、私の大切な人が自ら命を絶つことはなかったと、今ではそう言い切れる。

 

 

池田先生はよく私に「あなたはもっと大きくなる」「あなたはもっとこの世に出ていく存在になる」と池田先生にそう言われるだけで、私は何でもできると思える。安心できる、自分を受け入れてくれる存在はとても居心地の良い場所だ。

もし、池田メソッドを取り入れ、世界中が居心地の良い場所になったら、未来は一体どうなるのだろう。

 

きっと幸せな未来でしかない。

だから私は池田メソッドをもっと活用していきたい。

池田メソッドはこれからこの世に大きく広がっていく。

 

少しでも池田先生の近くで、そのお手伝いをさせていただけることに、感謝いたします。