・プロローグ(一部を抜粋)
・トラウマ(禁止令)について。
・目次
(一部抜粋)
「これは私のことを書かれたのですか?」
これは、このチェックリストを私の周りの人やクライエントなどたくさんの人に見てもらった時、一番多く返ってきた言葉です。
多くの方がこのチェックリストの内容がまるで自分のことのようだと感じているわけです。
本書ではトラウマを大きく十四に分類していますが、長年、クライエントと接する中で、持っているトラウマごとに感じ方や考え方そして行動さえもパターンがあることがわかってきました。
それが多くの方が”自分のことが書かれているようだ "と感じた理由なのです。
本書のタイトルにあるようにトラウマにさよならすることは可能です。
トラウマにとらわれて生きている時、私たちは今の年齢ではなくトラウマを決断した子どもの頃の精神状態に引き戻され、支配されているのです。
それは思い違いをしている小さな子どもに人生を任せているようなものです。それでは大人のあなたの人生がうまく行くはずがありません。
あなたを守ろうと必死にもがいている小さな子どもを解放して、肩の荷を下ろしてあげるだけでいいのです。
その方法本書で紹介していきたいと思います。
自分のトラウマに触れることは、古傷に触るようないやな気持ちを味わったり、苦痛を感じたりすることがあるかもしれません。
なぜなら、トラウマの決断はほとんどの場合、恐怖や不幸を感じた時にしているからです。
これを乗り越えなくてはトラウマからの脱出はありえないのです。
それでも、本書を読み、自分のトラウマを見つけ、解決しようと決断したあなたに、心から拍手を送ります。
今までどんなに変わろうとしても変われなかったという人もあきらめないでください。
なぜ頭では理解しているのに変われないのか、脳の働きからもお話していきたいと思います。
自分の中にあるパワー”を信じてあげてください。
本書が自己実現をめざす方、自分を変えたい方、たくさんの人とかかわる職業の方、子育て中の方にとって、お役に立つことを願っています。
交流分析の中で”禁止令”というものがあり、それは15の分類に分かれています。
禁止令はほとんどの人が持っています。
それを持ってる事が悪いのではなく、それは幼い頃に自分を守るために必要だったのです。
この本はそれぞれの禁止令を説明した本で、トラウマと思っていることがその禁止令からきているものと理解するだけでもトラウマに対する意識が変わり、心の辛さや問題が解決に向かうことでしょう。
(※もっと詳しく知りたい方は下のリンクのページでも少し触れています。)
プロローグ
チェックリストの見方と活用法
トラウマチェックリスト
A存在するな
Bお前の性であるな(男性・女性)
C近づくな
D信じるな
E属するな
F成長するな
G子どもであるな
H健康であるな
I正気であるな
J重要であるな
K成功するな
Lするな
M感じるな
N考えるな
分析と解説
〈存在するな〉のトラウマを持った人
〈お前の性であるな〉のトラウマを持った人
〈近づくな〉のトラウマを持った人
〈信じるな〉のトラウマを持った人
〈属するな〉のトラウマを持った人
〈成長するな〉のトラウマを持った人
〈子どもであるな〉のトラウマを持った人
〈健康であるな〉のトラウマを持った人
〈正気であるな〉のトラウマを持った人
〈重要であるな〉のトラウマを持った人
〈成功するな〉のトラウマを持った人
〈するな〉のトラウマを持った人
〈感じるな〉のトラウマを持った人
〈考えるな〉のトラウマを持った人
セルフリペアレンティングと契約について
セルフリペアレンティングとは
セルフリペアレンティングに入る前に
〈存在するな〉を持つ人
〈お前の性であるな〉を持つ人
〈近づくな〉を持つ人
〈信じるな〉を持つ人
〈属するな〉を持つ人
〈成長するな〉を持つ人
〈子どもであるな〉を持つ人
〈健康であるな〉を持つ人
〈正気であるな〉を持つ人
〈重要であるな〉を持つ人
〈成功するな〉を持つ人
〈するな〉を持つ人
〈感じるな〉を持つ人
〈考えるな〉を持つ人
脳のトリック
虐待と引きこもり
エピローグ
中高生にもわかりやすい内容
感情とストレスの問題解決にクローズアップし、人生のストーリーを変える一冊
池田登45年のセラピスト人生の集大成をまとめあげた
「セカンド・ペアレンツ~第二の親~(仮タイトル)」
※只今執筆中!