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カウンセリングの臨床例 Aさんの場合

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Aさんは、子供が集団行動をできないと言うご相談でカウンセリングに来られました。

はじめは子供がみんなと一緒に行動できるようになればという思いで、
Aさんはカウンセリングを受けていたのですが、
セラピストと話をするうちに自分自身の問題が見えてきて
子供に申し訳無いという思いになりました。

セラピスト 「この椅子にお子さんがいると思ってください」

Aさん 「はい。」

セラピスト 「そして、この椅子があなたです。

今、あなたは子供を叱っています。

その状況を想像して下さい。

あなたは、どんな気持ちですか?」

Aさん 「すごくイライラしています。」

セラピスト 「お子さんはどうしていますか?」

Aさん 「・・・泣いています。・・・・怖がっています。」

セラピスト 「この状況を良く見てください。

あなたの精神的・心理的年齢は何歳ぐらいに見えますか?」


Aさん 「・・・子供と・・・・子供とあまり変わらない年齢です・・。」


*もう1つ椅子を増やして

セラピスト 「新しい椅子は今の年齢のあなたです。
ここから見て、お子さんを叩いている時の小さな
(精神年齢が小さな)あなたは、どう見えますか?

どうしてそんなに怒っているの?
と小さいあなたに聞いてみてごらん。」

Aさん 「どうしてそんなに怒っているの?」

セラピスト 「何と答えていますか?」

Aさん 「だって、この子が言うことを聞かないと、私も怒られる・・・
おりこうさんでなかったら、愛してもらえない・・・と言っています。」


兄や姉が叩かれているのを見て育ったAさんは
父の前でいい子で居る事から始まり、
学校、職場でもなんでも完璧にこなす「いい子」でした。

言うことを良く聞くAさんは、
両親にも可愛がられましたが、それは本当に自分ではなく
作り上げた自分に対するものであったので、
愛情不足のまま成長していったのです。

その不足した愛情を求めて、
ますます親や周りの人たちの気に入る行動を
するようになっていったのです。

しかし、子供が生まれると、パーフェクトな妻・嫁が出来なくなってしまったのです。

風邪を引けばAさんが悪いと言われ、
言うことを聞かないとしつけが悪いと言われます。

Aさんは必死に言うことを聞かせようとして、
叩いてしまうようになったのです。

今の子供の状態がAさんの子供の頃に持ったトラウマや
それに従って作り上げてしまった
人生脚本(人生の筋書き)が原因とわかり、驚くと同時に、
気づいてからの子供の変化にも目を見張るものがあったそうです。

子供が失敗しても「大丈夫。大丈夫。」と声をかけ続け、
お子さんはきちんとお遊戯やダンスが出来るようになり、
お友達と一緒に学校から帰ってくるようになったと、報告がありました。

数ヶ月たって、
今までの子供に対しての対応に罪悪感が拭えないという
Aさんからの連絡が入り、久しぶりのカウンセリングを行いました。



セラピスト 「カウンセリングは誰が悪い。という犯人探しではないのですよ。

原因をきちんと分析して修正することで、

みんなが幸せになっていくものですよ。」

このアドバイスにAさんはほっとした表情を浮かべていました。



*コースでの個人カウンセリングはこのように数か月または
数年をかけて行います。
また、個人の問題だけでなくご家庭全体の問題に対しても
カウンセリングとアドバイスを行っていきます。
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